あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第169話「偽りの古典」内容まとめ
妥当あかねに燃えるからし
何にだって攻略法はあり、それを掴むのが得意だったからし。
何でも出来るというのが、からしのステータスで、自分を信じるに足る根拠の積み立てであった。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
しかし、あかねの高座を見て、攻略法どころか、理解すら及ばなかったと感じたからしは、この負けを受け入れたら今までの自分には戻れないと自覚し、あかねを倒す為に手札を揃え続けてきたからし。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
そんなからしの高座が今始まる。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
しっかりライバル心を燃やしていた!
からしは何を噺すのか?
からしが噺すのは「猿まね」という人気歌舞伎役者の市村猿太郎の不倫の噂を聞いた読売の定吉がその真実を追いかける噺である。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
不貞1つで全てを失うのは時を越えて現代とリンクしている部分があり、審査員の桐谷はこんな古典もあるんだと呟く。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
その言葉を聞いた真田は桐谷に向かい、こんな古典落語は存在しないと話す。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
真田はこれでも演劇案内人として、延べ6000席以上の高座を聞き、文献でのみ残されている演目もよく知っている上で、からしが演じているのは古典の世界観をベースに作った新作落語であると断言するのであった。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
からしはあかねに挑むに向けて、古典を現代に作り替えた改作落語でなく、現代を古典に作り替えた、現代性に紐づく共感と伝統芸能の世界観を兼ね備えた偽りの古典「擬古典」で瑞雲大賞に挑むのであった。
あかね噺 第169話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
これはいかつすぎる!
感想・考察
熱い男からし
なんやかんやであかねをライバルとして認めてて、勝ちたいっていう意思があるのがからしの良いところですね笑。
なんでも器用にこなすので、周りからみたら羨ましいと思うかもしれないが、ちゃんと負けたことに対する劣等感はあって、それを払拭するためにコツコツと努力しているのも偉い。
からしはあかねという未知の存在があったからこそ落語もここまで続けており、そんなからしが落語界に一石を投じようとしているのが、この世代が時代のターニングポイントみたいな感じがしてワクワクします笑。
擬古典はどう映る?
自分で落語を作るという、噺すだけでなく作る側にもなったとは!
これは勿論賛否あると思うが、噺の内容も悪くないし、ここからの盛り上がりによっては否の意見も力でねじ伏せられる可能性はあると思っています!
あとは、落語連盟を背負っている正明師匠がこの落語を認めるかどうかで、風向きはだいぶ変わりますね。
仮に瑞雲大賞で負けたとしても、正明師匠を認めさせたという実績だけで、ここからの更なる活躍が約束されるものなので、是が非でも認めさせたいだろうな。
というかからしも元々の参加目的はそれだったか笑。








