あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第168話「私は強くなった」内容まとめ
正明からの講評は?
全てをさらけ出したひかるの高座は終わった後も客席からの歓声がなかなか鳴り止まなかった。
そして重要な得点発表に移る。
桐谷は96点、真田は94点、正明師匠は最高得点の86点を付けて合計276点で暫定1位となった。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
審査員の好評として、正明師匠がコメントを頼まれると、お菊をアイドルらしいキャラクターにアレンジしたのは浅はかだったとコメントする。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
だが、貴方がやるから可笑しかったと続け、落語家として高い技量をお持ちだとお見受けしたと語る正明師匠であった。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
これは嬉しい!
他2人は?
優勝候補として、格の違いを示したひかる。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
実力者としての忌憚ない評価は、あの頃のひかるにとって喉から手が出る程欲しかったものなので、そんな評価を受けることができて嬉しいが、あの頃より込み上げてはこないと感じるひかる。
それは誰かの評価に縋らず、自分を信じられるようになったからであり、あかねとの出会いが私を強くしたと結論付けたひかる。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
縛りを課して尚勝ちに行くその覚悟を見せてもらおうと、控え室で座るあかねを横目に通り過ぎるひかる。
そして、からしにも有言実行できるかどうかを見せてもらうと同じく横目に通り過ぎるのであった。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
バチバチだね
からしの口座が始まる!
ひかるの高座の余韻が未だに会場全体に満ちているが、やり辛い空気感や優勝候補筆頭のプレッシャーなど、からしにとって楽しくて仕方ない状況となっていた。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
昨日よりは難易度が上がったが、それでも俺が勝つといい、登壇するからし。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
落語連盟副会長の目には三明亭からしの虛構(らくご)はどのように映るのか、からしの口座が始まる。
あかね噺 第168話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
どんな落語を披露するのか?
感想・考察
暫定1位!
正明師匠の点数は86点でまあまあ予想通りか笑。
しかも、会談から笑いの転換がやや性急には感じたという正明師匠のコメントも正しく同じ様に感じていたので、もはや私が正明です笑。
それにしても正明師匠に褒められるのは相当嬉しいはずなのに、めちゃくちゃ喜ばないひかるを見ると、相当上の次元まで登り詰めていた感が出て、より一層良かったです笑。
それでも正明師匠からのこの講評は素直に嬉しすぎるだろ笑。
これでからしがどのくらいの点数になるかだが、からしの落語は結構賛否が別れそうではあるので、正明師匠にはどう受け止められるかが重要になってきますね。
ひかるを越えられるのか?
あかねは相変わらずやばいオーラ纏ってるけど、ひかるの高座は見たのかな?
どんな気持ちなんだろう。
からしはひかるの高座を見た上で尚強気だからどうやってひかるを越えるのか期待しちゃうよね笑。
結構自分の中でハードルが上がってるし、物議を醸したといっているくらいの落語だから、落語として原型を留めないくらいになってるのか?
それを正明師匠はどう評価するのだろうか?
楽しみです。









