カグラバチ (外薗健 / 集英社)
この記事では「カグラバチ」に登場する妖刀について解説いたします!
※ジャンプ最新刊のネタバレを含む場合があります。
妖刀とは?
概要
雫天石(だてんせき)を原料とし、特殊な加工法にて作られる刀。
主人公チヒロの父である六平国重(ろくひらくにしげ)が雫天石の力の安定化を成功させ、妖刀を作刀することができる唯一の人物である。
妖刀は、込められた玄力(げんりょく)を増幅させ人体では生成・保持出来ない程、超高密度に練り上げることで、玄力そのものの姿を具現化することができる。
真打を除く妖刀の基本能力は3つであり、妖刀毎の特性が反映される。
妖刀の原料「雫天石」
戦時中に発見された特殊鉱石。
この石に玄力を込めると膨れ上がり、人体では生成・保持できない程、高密度に膨れ上がる。
命滅契約
命滅契約(めいめつけいやく)とは、六平が全ての妖刀作刀時に施した制限機構。
一度妖刀の所有者となればその命が絶えるまで所有者だけがその妖刀の力を扱える。
生死に結びつく高度な妖術のため、短期間の量産は不可能であったが、真打を軸として、他の妖刀を同期させることによって、それぞれの契約まで成立させることに成功した。
しかし、この仕組みにより、軸となる真打の契約者が命を落とせば、他の契約者までも死に至ってしまう。
妖刀の「本領」
妖刀には理論を超えた「本領」が存在し、妖刀は持ち主に依って幾らでも変貌し得る。
持ち主の妖刀への解釈、変化、肉体の強化、強い意志など、不透明な「何か」が作用して、作刀時には想定していなかった力を呼び起こす。
妖刀一覧
淵天
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:えんてん
契約者:六平千鉱
六平国重が戦後、長い年月をかけ完全させ、命に代えて護り切った幻の7本目。
六平の死後、父を殺した毘灼(ひしゃく)への復讐のため、息子のチヒロがその刃を振るう。
その後、チヒロは座村(さむら)に仮死状態にされ、命滅契約が切れるも、再び淵天を手に取り、戦いに復帰する。
モチーフは金魚であり、六平家で飼っていた3種類の金魚からインスピレーションを受けたのだと推測する。
能力
淵天の能力は「斬撃」「吸収」「纏」の3種類である。
また、 金魚を手足のように動かし、周辺をぼんやりと知覚することも可能である。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:くろ
斬撃に玄力を乗せて放つ。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:あか
相手の妖術を吸収し、一時的に使うことが出来る。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:にしき
一挙手一投足に高密度の玄力を上乗せする。
傷ついた自身の肉体への負担を和らげ、動きの補助としても使える。
また、肉体の耐久力や、三半規管まで強化することも可能である。
刳雲
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:くれぐも
契約者:巳坂→双城厳一→六平千鉱→消滅
元々の契約者だった巳坂(みさか)が毘灼の手により死亡。
毘灼経由で双城(そうじょう)の元へと渡るが、チヒロとの戦いに双城は敗れ、その際に刀身が折れてしまう。
その後、チヒロが手に取ると、最後の力を振り絞り、最終的には六平の所有物として責務を全うし、消滅した。
雷、雨、雪などを連想させる技から、モチーフは天候であると推測する。
能力
「雷」「氷」「水」の3つの属性を司る。
威力を大幅に上げる「溜め」は刳雲の戦闘において重要な要素であり、溜めの足りない「鳴」を、貯めをほとんど必要としない「降」で補うのが基本戦術である。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:めい
殺傷性の高い雷を周囲に放つ。
溜めを作った高出力の「鳴」の後には数十秒のインターバルが必要である。
また、双城は貯めた「鳴」を放つのではなく纏うことで超速移動を可能にした。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:ゆい
攻防のバランスが良い氷を発生させる。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:こう
陽動、目眩しと応用の効く水を発生させる。
「降」でバラ撒いた水に「鳴」や「結」を放つことで、広範囲攻撃が可能となる。
勾罪(真打)
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:まがつみ
契約者:剣聖→(漣京羅)
他の妖刀は一線を画す存在。
その異質さ故に他の妖刀よりも厳重にされた封印は、封印を施した3名の生体認証が必要となる。
封印式を独自で解析するのに、腕のある妖術師でも10年はかかるところ、幽(ゆら)はわずか3年でその封印を解くことに成功する。
その後、幽は楽座市(らくざいち)に真打を出品すると、漣京羅(さざなみきょうら)が楽座市にてその力の一端を使用。
京羅の死後、チヒロと緋雪(ひゆき)によって回収され、現在は神奈備本部で仮封印の状態で保管中である。
蝶のような玄力反応と技名から、モチーフは昆虫であると推測する。
能力
所有者である剣聖が生きている以上、真打を振るうことに対してどんなリスクがあるか分からず、実際に京羅は真打はたまた剣聖の侵食に遭っていた。
この侵食の恩恵なのか、致命傷を負っても問題なく動け、素の身体能力まで上がる。
また、契約者である剣聖が生きているため、真打を鞘から抜くことは叶わないが、鞘から抜かずしても太刀音が鳴るほど強力な妖刀である。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:くも
蜘蛛の巣で相手を捕え、動けなくする。
詳細不明。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:とんぼ
触れると危険な草花を放つ。
詳細不明。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:むかで
自身の周囲に衝撃波を放つ。
詳細不明。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:こどく
剣聖によって引き出された真打の本領。
その力の膨大さ故に真打と剣聖は呑み合い、 ただひたすらに生命を奪うためだけの厄災となった。
酌揺
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:くめゆり
契約者:漆羽洋児→昼彦
元々の契約者だった漆羽(うるは)は契約者殺しを行う座村に敗れ死亡。
その後、毘灼の昼彦(ひるひこ)が新たな契約者となる。
鞘を抜くと舞妓のような玄力が顕現し、技にも関わっているため、芸者や日本舞踊がモチーフとなっていると推測する。
能力
詳細な能力は不明。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:えん
酔いに依る幻覚を引き起こす。
斬った感覚まで錯覚させることが可能。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:ゆう
周囲の物体を支配下に置き、自在に操ることができる。
物体に対する敬意が扱う精度を向上させるが、昼彦は万物への軽視から本領を引き出し、壊す力へと変わった。
飛宗
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:とびむね
契約者:座村清市
斉廷戦争にてその刃を振るった座村が毘灼と協定を結び、契約者殺しの名のもとに再びその刃を振るう。
周囲に舞う大量の羽根や技名から、モチーフは鳥であると推測する。
能力
「探知」「入れ替え」「回復」など、サポート系の能力が揃っている。
座村は舞う羽根を通し周辺を知覚することができる。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:ふくろう
空を覆い、玄力を探知する。
座村は日本全土に展開し、妖刀探知機として使用した。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:からす
舞う羽根と自分の位置を入れ替える。
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
読み:すざく
自らを焼き、再生する不死鳥の力。
座村が至った本領は自らだけでなく、万物全ての状態異常にまで効果をもたらす。
また、攻撃用の炎としても機能する。
玄力の消耗も激しく、生死に干渉することは出来ないが、座村は大規模な再生や死後時間差で効果を発動させることにより、チヒロの黄泉返りを可能にした。
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読み:???
所有者:???(下記)
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
能力
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所有者:???(下記)
カグラバチ (外薗健 / 集英社)
能力
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まとめ
「カグラバチ」に登場する妖刀について詳しく解説いたしました。
妖刀は全部で7本あり、その内の現在詳細が明かされている5本についてまとめております。
残りの2本やまだまだ明らかになっていない部分も多いので、最新情報出され次第、更新して参ります!