あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第187話「待たせた分」内容まとめ
理解を深めるために
魁生の独演会が終わり、魁生の迫力に圧倒されながらお客さん達は帰路に着く。
あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
そんな中、自身が目指すべき流派である、落語を通じて己を語る"己れ派"の芸を目の当たりにしたあかね。
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そこへ「お待たせ」と魁生が合流すると、一生會の趣向を話し合うために散歩を提案する魁生。
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「何で散歩?」と聞くあかねに魁生は「考えゴトって歩きながらの方が捗らない?」と尋ねる。
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少し間を空けてあかねは「調べましたよ過去の一生會」と切り出すと、「同ジャンルの演目縛りや長編の演目をリレー形式で語ったりと寄席に縛られない企画も多く、やるからには私達らしさが出る会にしたいですけど」と話す。
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思ったより前向きだと驚く魁生にあかねは「待たせた分、力入れないと」と決意を露わにする。
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そんな中、「あ、カップ麺ミュージアム!食べてないなぁ最近」と話を変える魁生。
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「流さないでくださいよ」とツッコミを入れるあかねだったが、魁生は「僕ららしい会にしたいのなら相互理解は大切じゃない?」と話すと、「これでも昔はお金に苦労して、スーパーの惣菜だって値引きのシール貼られてから買うし」と話す。
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そんなエピソードを聞いて、フレンドリーなのに冷たくて、どこか遠い人だと感じていた魁生に対する親近感が一気に湧くあかねであった。
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会話が弾んできた
一生會のコンセプトは?
「入門こそ高卒からだけど、実際は小学生の頃から師事しており、芸歴詐称してるみたい」と魁生は話すと、あかねは「私も小5の終わりからです」と共感し、そんなあかねに対して「僕と同じだーって思っていた」と言う魁生。
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そして、師匠の言葉遣いがうつり同級生からイジられるエピソードで盛り上がると、そこから話が弾む2人。
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「初対面で抱きつかれた時はもう」と話すあかねに対し、「同じだって思える人がまあいないから、浮かれていたのかも」と答える魁生。
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「兄さんも志ぐまの芸追いかけてるんですか?」と尋ねるあかねに対し、魁生は「逆でゆるせないんだ」と答える。
あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「我ながら呆れるほどに弟子であり、師匠を縛る志ぐまの芸と全ての元凶である阿良川志ぐまを僕は許さない」と語る魁生。
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あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「幼い頃からの深い恩義があり、共に後継を目指す僕らは阿良川の歴史の因縁の末にいると語り、僕らは同じでいて根本的に違うから相対する他ないんだろうね」と話す。
あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「じゃあそういう会にしませんか」と同じ演目をそれぞれの色で魅せる会を提案するあかね。
あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
その提案に賛同する魁生は更に演目は死神で、共に死神を語る会として会の名前を死神双宴と提案する。
あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
そして「元凶の意味は僕を上回れたら教えてあげるよ」という魁生の宣戦布告を「上等です」と受けたあかねの元に正明師匠から死神の稽古についての案内が来るのであった。
あかね噺 第187話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
直接対決!
感想・考察
師匠愛
ここまでボコボコにされて、憎しみの感情が溢れ出てるにも関わらず、一生師匠を志ぐまの芸から解放してあげたいという魁生の思いは健気過ぎて泣けてきます笑。
今後、志ぐまの芸から解放された先の一生師匠が泣いたり笑ったりして魁生に感謝を述べたら流石に激アツかも。
そして、改めて魁生とあかねの立ち位置が明確になり、ひかるやからしとは違う面でのライバルとしてこれからもバチバチに関わってきそうですね。
実力で見ると流石に魁生の方が上回っているかもしれないが、あかねと魁生は正統派ライバルって感じがして結構好きかもしれません笑。
次なる噺は?
ここで死神がでてくるか!
章の繋ぎ方が上手いというか、話の進め方が上手いですね。
御法度である演目被りを敢えて行うっていうのは一生師匠への皮肉にもなってそうだし、魁生とあかねがガチの直接対決になるのは見どころですね。
ガッツリ作品派と己れ派の戦いになるのか?それともあかねも己れ派の片鱗を魅せるのか、気になります。
正明師匠は作品派の死神を叩き込んで、守破離じゃないけど、そこからあかねのアレンジが入るのかな?
読者としては元々志ぐまが演じた死神が頭に残ってるだろうし、その死神と比べてあかねと魁生はどこまでやれるかも気になりますね。

















