この記事は「魔男のイチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第57話「大好きと大嫌い」内容まとめ
幾にとって友達とは?
この世界に生まれてすぐ、ちょんこという友達ができた幾。
ちょんことはどこへ行くのも一緒で、遊んでだり飯を食べたりしていたある日、幾が寝転がるとちょんこを押し潰してしまった。
泣いて泣いて泣き終わった後、「弱い方が悪いんじゃないか」とふと思った幾。
そこで「強者こそ友情を育めるベストフレンド」だと考えた幾は、ウロロという世紀の大親友候補の爆誕に震えていた。
「殺せばいいのに死なないというなかなかふざけた試練だな」というウロロに対し、「自慢の身体です」と目を輝かせながら答える幾。
そこでウロロは「消滅はどうだ」と話すと、「魔法というのは試練に関係なく消滅することもあるので、細胞レベルにまで破壊されても蘇られるのか」と幾に尋ねる。
すると幾は「もし破壊されて消滅しても蘇ることが出来たら、親友を前提に友達になってくれますか」と照れた様子で話す。
その言葉に対してウロロは微笑むと、ウロロ超越特化の"イナヅリ"を放つのであった。
コンコン!
止まらないウロロ!
細胞レベルにまで破壊された幾であったか、意思はあり、「すぐに蘇って友情を深めに行くから」と波に巻き込まれどこかへと行ってしまう。
最高火力の"イナヅリ"を放ったことで快感を得たウロロは「もっと殺したい」と1000kmほど離れた港に向かい、死の雷雨を放とうとする。
しかし、突然身体の制御が効かなくなったウ
ロロ。
すると、ウロロの中のイチが「時間だ出せ」とウロロの中から出ようとしていた。
必死に抵抗するウロロだったが、健闘むなしく主導権がイチに戻るとイチもウロロもお互いを「クソ野郎め」とディスるのであった。
流石イチ!
感想・考察
とりあえず助かった?
一旦ウロロのお陰で脅威は去ったということでありがとうございます!笑。
あの火力でも死なないし、なんなら消滅すらしない幾ってまじでどうなってんだ。
試練の内容は単純だとか言いつつ殺すのにタネがありそうだし、この段階で相手して勝てる相手ではないことは明白だったので、ウロロに代わったイチはナイス判断だったな。
ウロロは幾の身体のカラクリについて想像ついてたので、欲を言えばそのまま殺して欲しかったと思うが、読者目線で言ったら正直、引っ張ってくれてありがとうございますって感じですね。
一旦細胞レベルまで破壊されたことで、次出てくるのは最終決戦とかそのレベルの話になりそうなので、みなさん幾のことは忘れずに覚えておきましょう笑。
そしてサラッと魔法には消滅があることが名言されましたね。
反世界とイチが出会った時、ウロロが逃げを提案していたことから、何でだろうと疑問には思っていたが、ウロロも消滅が怖くて逃げを提案していたんですね笑。
王の威厳ないけど大丈夫か?笑。
また、七星座の取得がどうなるか問題についても、消滅という選択肢が明確に現れたことで、試練をクリアしたら反世界の呪いみたいのが発動して消滅みたいな流れになりそうですね。
ウロロタイム終了!
ウロロがイキイキしてると画も映えて最高ですね。
特に今回のイナヅリなんて見開き3ページにも及ぶ超大作で迫力が半端なかったです。
イナヅリくんもウロロにこんなに使って貰えて嬉しいだろうな笑。
ただ、ここからイチまでレベルが下がった時に、イナヅリくんが不満を抱いて謀反を起こさないかが心配です。
でも今回の身体受け渡しでイチもなんとなく感覚を掴んだかもしれないので、もしかすると数発くらいだったらウロロ特化が撃てるようになってるかも知れませんね。
もしそうだったら今回でイチ強化イベントも消化できるので、漫画として中だるみをさせない工夫がされてて最高です。
強化イベントが用意されてたとしても、絶対面白いとは思いますが笑。












