あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第178話「濾し澄ます」内容まとめ
あかねの高座を見た正明師匠は?
金持ちになる極意を教えるのに裏庭へと出た家主と男。
そこには立派な木と梯子がかかっており、家主は「この梯子を登るんだ」と指示する。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「こういうの得意じゃない」と話す男だったが家主の圧に負け、「金持ちになる極意を教わる為だ」と梯子を登りきる。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
すると次に家主は「梯子のかかっている枝にぶら下がんな」と指示すると、男は木の枝にぶら下がり宙ぶらりんとなってしまう。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ここまであかねの高座を聞き、ありありと浮かぶ噺の世界を気安く楽しめる、噺に適した語り口であると感じていた正明師匠。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
作品性を高めるとは濾し澄ますことであり、作品の良さを引き出すために、己すら俯瞰し、技芸を研ぎ澄まして噺に徹することだという。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
大会開催前にあかねが「ようやく落語だけになれました」と話していたことを思い出し、「言に違わぬですか」と呟く正明師匠であった。
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認めさせた!?
これがあかねの吝い屋!!
噺に戻り、家主から左手を離せということで片手で枝にしがみつく男。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
次は小指、薬指、中指と1本ずつ指を離させる家主は最後に人差し指を離せと指示する。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
人差し指を離してしまったら地面へ落下してしまう為、「これだけはどうしても離せません!」と必死になる男。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
すると家主は「そういうことだよ」と呟き、手でお金のジェスチャーをして「コレを離すな それが極意だ」と話す。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
すると、お客さんは現実世界に引き戻され、「ご存知"吝い屋"の一席でした」とあかねが締める。
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すると、1拍置いてから大きな拍手と熱気で包まれる会場。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「貴方自身も極意を掴んだようですね」とあかねを認める正明師匠であった。
あかね噺 第178話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
これぞ主人公!!
感想・考察
予選の汚名返上なるか!!
完全に全員あかねワールドに引き込まれてしまいましたね。
正明師匠も満更でも無さそうだし、これは高得点が期待できそう!
正明師匠の試練も突破して、あかねのことを認めてそうだし、ここからは死神の稽古編が始まるのか?
志ぐま師匠の様子とか他の兄弟子達の様子とかも気になるし、そろそろ再集結あるかもしれないですね。
からしもひかるもあかねの凄さを改めて実感したし、この3人の三つ巴対決はまだまだ続きそうなので、今回誰が勝ったとしても、お互い切磋琢磨してもっと成長していって欲しいです!
あと最後の「貴方自身も極意を掴んだようですね」っていう言葉が、金持ちになる極意を教わるという噺の内容に併せたセリフで締めとしてめちゃくちゃオシャレで最高でした!













