この記事は「魔男のイチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第53話「重い一撃」内容まとめ
2人の関係とは?
幽霊船クロノスタシス号の船内でイチ達が出会ったのは時操の魔法とその妻と名乗る人間であった。
そんな2人にされるがまま、席に着き食事を振る舞われるイチ達。
改めて妻はミネルヴァと名乗り、夫はソウちゃんだと挨拶するが、ソウちゃんは自身を時操の魔法だと訂正する。
2人はソウちゃん、ミィと呼ぶ仲らしいが、照れているのか「ミネルヴァ」と呼ぶ時操の魔法は「話が逸れているから戻そう」と本題へ戻す。
それじゃあ真面目な話ということで、「ソウちゃんはミィのどこが好きなん?」と尋ねるデスカラス。
そこから、やいのやいのと色々なことを尋ねるデスカラス班だったが、恥ずかしかったのか、時操の魔法はデスカラス達を海に飛ばしてしまうのであった。
もう仲良しだ
時操の魔法を習得するのか?
そんな中、「皆さんはうちの夫を習得しにいらしたんですよね」と口を開くミネルヴァ。
「時操の魔法は魔女協会が長年追い求めてきた超強力な魔法のため、試練に挑戦させてもらえんならありがてぇが...」というデスカラスの言葉を聞き、時操の魔法の前で守るように両手を広げるミネルヴァは「習得しようというのならまずは私がお相手します!」と話す。
そんな中、イチが魔の海域で300隻以上の船が沈んでいることに対し、「これはあんたがやったことか?」と尋ねる。
「この海には他にも魔法が一体生息しており、そいつは気性も荒く人間が嫌いであるため、人間を寄せ付けないように潮の流れを変えている」と時操の魔法は話す。
「じゃあアンタは人間に敵意はないのか」とイチが確認すると、「ミネルヴァ以外の人間には興味などないが、ミネルヴァと子供に手を出すようなら殺すことは辞さない」と答える時操の魔法。
すると、「よし!なら良い」とイチは今回の狩りをなしにする。
時操の魔法は死対死の円内には踏み込んでいないため、「反人類魔法でないのなら無理に狩ろうと思わん」と話すイチ。
他のメンバーもイチの意見に納得すると、任務は一旦白紙ということにするのであった。
融通が効きますねー
そこへ現れたのは?
任務より先に報告すべきことがあるということで、赤ん坊をどうするかという議論になるところに、「赤ん坊をどうやって消すかだよね」と口を挟むジキシローネ。
空気がピリつく中、「人間と魔法の子供なんて世界に祝福されて産まれてくるわけないじゃん」とジキシローネは話すと、ミネルヴァがジキシローネに向かいビンタをする。
「たとえ百人から疎まれようと千人から憎まれようと百万人分愛してあげる」と怒鳴るミネルヴァ。
「何だよ僕は正論を...」と話すジキシローネに対し、時操の魔法は「黙れ」と一蹴するとデスカラスに「気配を消す魔法は使えるか」と尋ねる。
死にたくなければすぐに展開し、物音をたてるなと警告すると、クロノスタシス号の甲板に「お前の大親友の幾(きざし)がきたよ」と魔の海域に住むもう一体の魔法が現れるのであった。
激戦の予感
感想・考察
時操は味方でいいよな?
流石にミネルヴァがいる以上、時操の魔法は習得せずに保護っていう流れになりましたね。
正直魔女協会からしたらこんな強力な魔法をほぼノーダメで保護できるのは願ったり叶ったりなのでウハウハですね笑。
ただ、新たな魔法襲来でそう簡単にはいかなくなったか笑。
まあ漫画的にそっちの方が嬉しいのですが笑。
1点懸念なのが、今回の戦闘でミネルヴァを失った場合に時操の魔法がどうなるのか。
時操の魔法は古代魔法だし、最強魔女のデスカラスちゃんもいるから絶対大丈夫だとは思うんですけど最悪の想像をすると、反人類魔法になる可能性もあるため、これから毎週ビクビクしながら読まないといけなくなってしまった笑。
人間と魔法とは
なんやかんやでやっぱり予言の魔法は魔法なんだなって。
言ってることが畜生すぎて、これもう反世界派だろ笑。
しかも本人が自覚なく言っているのがガチもんって感じするわ笑。
こんなにグロいこと言われてるのに泣かずに立ち向かえるミネルヴァは凄いなって思いました。
母は強しってことですね。
ミネルヴァの言葉にイチも心打たれた様子だし、こういう所が素直でイチ好きだわ笑。
まさかの急展開!
なんかヤバそうな魔法きたよー。
今のところ味方に時操の魔法いるし、味方サイドが流石に強すぎるから、わんちゃんこいつも古代魔法説あるぞ。
タコの魔法?クラーケンの魔法?潮の流れを変えてるってことは時操ならぬ水操の魔法とかだったりするのかな?笑。
顔に返り血みたいな痕あるし、お土産もってきたって何か手に持っているのはもしかして人間だったものだったりするのだろうか?
あと胸の315って文字が気になりすぎる笑。
囚人番号?それとも315(サイコー)とかいうしょうもないタトューだったりするんか?笑。


















