カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
この記事は「カグラバチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第95話「切迫」内容まとめ
総力戦!!
剣聖が死ねば命滅契約の影響で残りの契約者も死ぬことになるため、ここはなんとしても食い止めるべく「柴と緋雪を本部へ呼び戻せ」と指示する壱鬼。
そんな時、淵天と飛宗のがやってくる気配を感じた一同。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
「彼らが来るまでの束の間、僕らでここに留めておくぞ」と薊は話すと"己印(こいん)"という妖術を使用、幽に一斉に襲いかかる薊達であった。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
ついに薊の妖術が!
チヒロ達は?
淵天と飛宗の気配を近くに感じるがすぐ降りてこないことを危惧する壱鬼。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
部下から電波が繋がらないとの報告を受けて「何か仕込んだな」と嘉仙を問い詰める。
従来の結界の設定は神奈備以外の妖術師を阻むようにできているので、それを淵天と飛宗のみに容量を割けば可能だと考える壱鬼。
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「仮にそうであったとしても座村達ならすぐに破壊してしまえるので、持って数分程度だ」と話す壱鬼を嘉仙は笑うと、「全てを賭けた数分だ」と話す。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
嘉仙は「ここには生身の妖術師しかいないため、数分など真打の前では殲滅するには十分な時間だ」と話すと、幽は"蜈"を使用し、漆羽と奈ツ基を戦闘不能にするのであった。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
ピンチ!!
真打を止める作戦とは?
そんな中で唯一ほぼ無傷の薊。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
"蜈"は360度攻撃だが術者の背後が比較的威力の弱い隙間になっており、刳雲の"鳴"同様にインターバルが存在する。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
漆羽と奈ツ基は囮であり、薊が背後に立つことで隙をつくという作戦を言葉などなくとも理解した2人。
薊は2人が作った隙の中、幽に向かっていくが、幽は"蜻"を発動しすると薊の手がバキバキに壊れてしまう。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
「生身じゃ勝ち目はない」と話す幽だったが、幽の周りに薊の妖術のコインが電気を帯びるのであった。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
どんな妖術なんだ!?
薊の妖術の正体!!
2種類の金属のイオン化傾向の差異によって生まれる微弱電流が体内に流れる電流のバランスを整え痛みや凝りを解消することができるという、巷でよく知られている、10円玉と1円玉を使った民間療法。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
この療法の発端はとある町医者であり、その正体は薊家で代々受け継がれていた妖術であったが、血の気が多かったそこの一人息子はその妖術を戦闘用に改良したという。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
その力は時には自らの血流を速めることで身体能力を向上させ、時には敵の筋繊維を激しく刺激することで内側からダメージを与えるのであった。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
生身である象徴のような構えはブラフであり、本命は妖術かと感じた幽。
だがそこまでしてもこの程度が限界だと幽はトドメを刺しに薊の元へと向かうが、「本命は殴殺だ」と薊は壊れた腕で幽に腹パンを決める。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
更に「いいのか?こんなところで僕らなんかとのんびりしていても」と幽を煽る薊であった。
カグラバチ 第96話 (外薗健 / 集英社)
まさに死闘!!
感想・考察
2周年おめでとう!!&体調気を付けて!
まずは何がともあれ2周年おめでとうございます!
カグラバチのお陰で2年前からずっと毎週月曜日が楽しみです!!
ただぁ!!体調だけにはマジで気を付けてや!!
この一言に尽きます。
言いたいことは先週に沢山言ったので改めては言いません。
でもしっかりキメる所はキメていくのは外薗先生マジで頑張りましたね!
薊の殴殺とラスコマは間に合わなかったのかもしれませんが、ラフ画でもそんなに違和感なく、むしろ極限さが際立っていて逆に良かったのかもしれません笑。
そしてそれをチャラにするような扉絵カラー!
過去にチヒロが戦ってきた敵キャラ集結で鳥肌が止まりませんでしたね。
双城や京羅などの章ボスはともかく、泥の妖術師とか一瞬で殺られた鬼装の妖術師が入ってるのもいいですね。
まさかコイツらがカラーで描かれるなんて誰も思わなかっただろ笑。
そしてお兄ちゃんが右下でデカデカと描かれているのが謎ですね。
確かに刳雲でダメージ与えたけど、それで戦った判定になるのか笑。
神奈備が組織として崩壊してる
チヒロと座村はまだお預けですか。
結界に手を加えたってことを考えると、結界師集団の中にまだ裏切り者が居るってこと?
裏切り者を制裁した亥猿がやっぱり裏切り者なんて展開はあってくれるなよ笑。
トップが裏切り者ってだけでもやばいのに、他にも裏切り者がゴロゴロいたら正直組織として成り立たなくなるので、この一件が終わったら神奈備はどうなるんだろう笑。
薊がやっぱり強い!!
殴って強いという情報しかなかった薊の妖術が遂に判明!!
この調子でどんどん掘り下げていってくれ笑。
薊は昼彦同様に戦闘向きではない妖術を戦闘へと昇華させたので、妖術だけで見ても相当の天才ということが分かりましたね。
回復キャラになってもおかしくないところを持ち前の腕っぷしと改造した妖術で妖術師の上澄みまで駆け上がるってどれだけ血の気が多かったんだ笑。
カグラバチに出てくる妖術って、妖術単品だったら普通か少し強い程度で、戦闘としてぶっ壊れな妖術ってあんまりなくて、そこに術者の能力が掛け算されることで柴とか薊みたいにぶっ壊れキャラになるのが努力次第で誰にでも強くなれる可能性があっていいですよね。
そして文字通り幽も作者も死闘となり、ここからどう挽回していくのか?無事にチヒロと座村は間に合うのか?柴と緋雪も参戦するのか?が見どころになってきますね。















