あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第176話「目を向けるべきは」内容まとめ
あかねが辿り着いた答えとは?
練り上げられた作品に意識を向けさせるための目が"見"だと思っていたあかね。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
しかし、そうではないと気づいたあかねは"見"の答えを高座で発揮する。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「中には一年中おかずを買わずに食事をしようとする人がいる」ということであかねの吝い屋は次の話にいく。
「前がうなぎ屋さんのため、その匂いを嗅いでご飯を食べよう」と話をしていく中で、あかねは会場の1人を見るとそこから会場全体、そして高座を行っている自分自身も見えるように俯瞰して見る。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「ここにいる全員と目が合っている」という朝がお兄さんの披露目の時に掴んだ感覚を自分すら捉える位に押し拡げることで、イメージと実際の動きのズレや魅せたいものとお客さんが見ているもののズレを調整し、より深く噺へと誘うあかねであった。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
高みへと!
新たな次元へ!
"見"とは能の大家世阿弥が芸論書に記した俯瞰の極意であり、舞台上にいながら舞台上にいる自分自身を見つめる"離見の見"である。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「落語は想像の芸能のため、芸が研ぎ澄まされ伝える情報の密度が上がれば語る世界も深みも増す」と正明師匠はあかねは噺を続ける。
三十日になると、向かいのうなぎ屋さんが勘定を頂きにくる。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
うなぎなんて取ったことはないと話すが、うなぎ屋さんの書き付けを見ると、うなぎ嗅ぎ代として1円50銭の嗅ぎ賃を要求されたのだった。
噺を続けるあかねは噺と共に徐々に消え、お客さん目の前には落語の世界が映る。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
嗅ぎ賃を要求された男は1円50銭の銅貨をカチカチと鳴らすと、嗅ぎ賃だなら払いは音で十分だろうと話す。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ついつい笑ってしまうお客さん達。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
中継で見ていた一剣師匠は「消えるのその先に至るか」と驚くのであった。
あかね噺 第176話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
進化を果たす!!
感想・考察
本気出してきたな
いままでは落語ワールドにあかねも居るような感覚だったけど、あかね自身が落語ワールドの住民になりきることで、聞く人のノイズが無くなり、より深みに誘っていくっていうことか!
俯瞰して自分さえも見るっていうのが、あかねの落語の正統進化な感じがしていいですね。
からしやひかると比べると爆発てきな笑いはないものの、素材の味でしっかり笑いは取れている所には一生師匠も満足するのではないのでしょうか?笑
しかも前回の噺より今回の噺の方がウケてた気もするので、吝い屋特有のオムニバス形式が追い風となって、噺を重ねるごとに笑いが大きくなっていくみたいな展開も考えられそうなんで、結果的には全体で見ても今日1番の笑いが起きるなんてことも考えられるぞ!
だからマジであかね優勝あるぞ!!
(最近ずっとこれ言ってる気がする笑)










