あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第167話「差し出す覚悟」内容まとめ
会場の熱気は上がっていき
美しすぎる幽霊として人気を博したお菊さんの元にはお菊さんを一目見ようと、連日大賑わいとなっていた。
そんなお菊さんの芸がこの頃クサいらしいとの情報が入る。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ひかるにとって、アイドル的な人気を博す幽霊らハマり役であり、会場全体が落語同様にひかるに惹かれていた。
そんな中、アイドルを演じているかの様なお菊さんが登場する。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ほらねクサいんだよと話す男にそんな次元じゃねぇだろ!とツッコミ、会場全体を湧かせる。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
普段のイメージからかけ離れたギャップの可笑しさと、それにツッコむことで生まれる波状の笑いが、序盤の緊張感が解かれた所に押し寄せ、更に笑いを増幅させるのであった。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ひかるの無双ターン!
これがひかるの境地!
自信が欲しくて、実力を評価して欲しくて挑んだ落語。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
結果、突きつけられた自分の未熟さを埋めるように必死で鍛えていた。
ある日、一剣師匠はひかるに対し、友達の話をする時につい口調をマネしてしまうことの極地が落語であり、演じるのではなく、君が話すんだとアドバイスをする。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
落語に懸けた日々はひかるにとっての誇りであり、芸に生きるのであれば全部差し出す覚悟はあるとラストスパートまで演じる。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
お菊さんの皿は9枚だが、その日は倍の18枚も数えていた。
男はその理由を聞くとお菊さんは明日は休みなのと話すと、会場が大歓声に包まれ、ひかるの十八番である「お菊の皿」を見事に演じ切るのであった。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
これには中継で観ていた一剣師匠も落語家らしくなったじゃないと改めてひかるを認めるのであった。
あかね噺 第167話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
いい顔だ!
感想・考察
全力を出し切ったひかる
最初のホラー展開とは思えないほどの盛り上がりで幕を下ろしたひかる!
ホラー展開も勿論凄かったが、なにか物足りなさがあったので、ひかるの良さを十分に引き出した高座に仕上がっていて最高でしたね。
普段から想像つかない、きゅるんとしているひかるも良いが、最後のコマのひかるみたいな、心から落語を楽しんでる表情のひかるがたまらなく好きになりました笑。
あとはどんな点数になるかだが、トップに躍り出るのは間違いなしで、どれだけ点数を伸ばせるのかがキーになりますね。
それと正明師匠がどのくらいの点数を付け、どんな好評をするのかが、みなさん1番気になる所ではないのでしょうか?笑。
トップバッターのぜんまいが75点だったのを見るに、80点以上は確定な気がするが、85点くらいまで点が伸びるのでしょうか?
あかねが90点で最高点数を叩き出すが総合では1位はとれないと仮定して逆算すると、他の審査員で変わる差は5点にも満たないんじゃないかなって思うので、85点は取れてても全然おかしくないですね。
この読みは果たして合っているのだろうか?笑。









