あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第164話「誰が見ても明らか」内容まとめ
トップバッターを飾るのは?
ついに始まった瑞雲大賞本戦。
猛暑ということもあり、会場内はただなら熱気に包まれていた。
そんな中、月間落語の記者である樫尾はあかねの異質な空気感を感じ取り、心配と楽しみの複雑な感情となっていた。
あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
本編が始まり、トップバッターを飾ったのは阿良川ぜんまい。
あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ぜんまいが噺すのは「元犬」という白犬が人間に成りたいと神社に願うと願いが叶って人間となり、そんな元犬の男が起こす珍騒動の物語。
あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ぜんまいは勝ち目はないのでお祭り気分にギアチェンジしていたが、あかねの懸ける姿に惹かれ、瑞雲大賞の主人公を目指すことにするのであった。
あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ないすトップバッター!
採点結果は?
ぜんまいの高座が終わり、審査員3人の審査に入る。
3人が各100点の合計300点満点で最も高得点を得た人が優勝となるシステムで、ぜんまいの得点はテレビプロデューサーである桐谷が91点、漫才師である真田が90点、そして正明師匠が75点の合計256点という結果だった。
あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
前2人が褒め、高得点を付ける中、正明師匠は、演者ばかりが立ち噺が入ってこず、目先の笑いを優先しており作品としては未完成であったと評価する。
あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
一連の一幕を見て、この瑞雲大賞は正明師匠を制した者が勝つと誰が見ても明らかであった。
正明師匠の点数を見て、一筋縄ではいかないと感じていたひかる。
からしは実力を、あかねは覚悟を示したので、次は自分が示す番であるとして、ついに阿良川ひかるの十八番が披露されるのであった。
あかね噺 第164話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ひかるの十八番とは??
感想・考察
トップバッター阿良川ぜんまい!
1番とワンちゃんをかけたり、ワンチャンスとワンちゃんをかけたりと、トップバッターを飾るに相応しい噺でしたね。
そしてしっかり噛ませ犬になる所も地味にかかっているのが辛いところではあるが笑。
からしとひかるがいるにも関わらず、勝てると思っているのかと思いきや、しっかり諦めており、ムード作りに舵を切っていただけだったか笑。
3人の出順は?
メインキャラの出順がひかる→からし→あかねで確定しましたね。
ってなるとひかるよりからしの方がやっぱり強い感じになるのかなー?
ただ、ひかるとからしも未だに未知数のため、どうなるかは正直わからないですが笑。
ひかるが習得した十八番がどんなものなのか早く聞きたいなー。
次週、回想からのチラ見せの焦らしプレイは嫌よ笑。
正明師匠はどう点数を付ける?
瑞雲大賞という名の正明大賞ですね。
正明師匠から高得点が貰えれば勝ち確なので、こうなってくると、審査員は正明師匠1人で良かった説は全然ある笑。
正明師匠がからしの高座をどう添削するのかが結構気になるポイントではありますね。
ひかるは正統派な気がするので、結構高く評価しそうだけど。
しかし、ひかるの素晴らしい高座でもズバズバダメだしする姿も想像できないことはないのが怖いところではあるが笑。
逆にあかねは正明師匠を認めさせるっていう目標が元からあったのが他2人と比較すると大きいアドバンテージになるので、あかねの勝ち濃厚か?