この記事は「魔男のイチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第40話「継承」内容まとめ
騒動後のバクガミ国は?
バクガミ習得の報せは国民たちを大いに震撼させた。
国民の中には情緒不安定や放心状態になるものも居たが、多くの人々は切なくも寂しくもみなどこか安堵したような表情であった。
国全体の復旧も進み、騒動より2日後に厳かに王妃の国葬が執り行われた。
その中で国王より、国名を元の「カガミ国」へと戻し、王位をリチアへと継承すると発表される。
リチアからの言葉では、多くの物を得て多くの物を奪われたが、また立ち上がれると話し、国民は歓喜の渦に包まれたのだった。
リチアが王か!!
ゴクラクを勧誘するイチだったが?
その様子を遠目から見ていたゴクラクの元へイチが現れる。
ゴクラクは改めてイチにお礼を言うと、イチはだったら一緒に来てくれとゴクラクに話す。
誰かと一緒に狩りをし、命を預けることができたのは初めてで心強く、これから先もゴクラクと一緒に狩りをしたいと話すイチであった。
しかし、ゴクラクは傷だらけで不安だらけで震えている姉と国を置いていけないと話すと、呼ばれたら駆けつけるが、カガミ国を離れることは出来ないとイチの提案を断るゴクラク。
その言葉を聞いてイチは分かったと話し、部屋へと戻るイチであった。
残念だが仕方ないな
それぞれの想い
帰りにデスカラスに見つかったイチ。
勝手に歩き回っていたことを怒られるも、ゴクラクは国に残るとデスカラスに告げるイチ。
イチはゴクラクが家族を守るために沢山苦しんできたのを知っているため、無理に勧誘はしなかったという。
何がともあれ一先ず任務完了だと話すデスカラスはイチとグータッチをするのであった。
その頃、ゴクラクはベットの上で壊れた腕をどうするかについて悩んでいた。
魔女協会に魔法具専門の部署があるとの事なので1度話を聞きに行くことを考えたゴクラクだが、世話になりすぎだと考えを改めようとする。
そして勧誘を断った際にイチと目が合わなかったことを気にする。
ゴクラクとしてもついて行きたい気持ちがあったので、悩んでいると窓からノック音がする。
窓の元へと向かうと、そこにはかつてゴクラクがリチアの部屋を窓から訪れたように、窓からリチアが現れるのであった。
確変キター!
感想・考察
ゴクラク&イチが最高すぎる
幸辛の魔法のせいとはいえ、傷つけあった事をお互いに謝れるのが人として素晴らしすぎる笑。
そしてイッちゃん呼びではなく、ちゃんとイチ呼びで改めてお礼を言うゴクラクが最高。
改めて言うが初登場時はこんなキャラだとは思わなかったぞ笑。
デスカラスの時と言い、急にイチって呼ばれると胸にくるものがあるね笑。
ゴクラクはイチに対して感謝してもしきれないと思うが、そんなイチの頼みでも一緒に行くことは難しかったか。
まあゴクラクはずっと家族ファーストの考え方だったし、予想通りっちゃ予想通りだが。
イチもゴクラクが家族ファーストなのは分かっている上で勧誘したが、やはり断られると悲しいだろう。
それでも深追いしなかったイチのことを抱きしめてあげたくなりますね笑。
イチ&デスカラスも最高すぎる
毎度の事ながらイチの事を躾けるデスカラスも大変だな笑。
この2人の関係も家族になった時から変わっているなと感じていて、デスカラスがイチの頭に手をやる所とか、よくやったって褒めるところとかが個人的にはめちゃくちゃツボにハマって最高だなってなりました。
強くて仕事も出来てちゃんとした教育もできるとかデスカラスちゃんまじで完全無欠すぎます笑。
ゴクラクとリチアの関係が1番最高
この2人の姉弟愛が素晴らしすぎていくらでも見てられる笑。
平和が訪れた次の週にこの姉弟のセンターカラーはまじで最高や笑。
そして、最後のリチアがゴクラクの部屋に窓から来る演出で感極まりすぎて涙腺が危なかった笑。
国民の前の凛々しい顔とゴクラクに見せる無邪気な笑顔のギャップが俺の心を狂わせる笑。
これ絶対リチアに後押しされてゴクラクが仲間になるやつやん!!