この記事は「魔男のイチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第38話「わたしを抱き締めて」内容まとめ
ゴクラクを探すリチアの元へ?
1人で街へと降りたリチアはゴクラクのことを必死で探していた。
そんなリチアの元へ助けを求める辛幸の魔法。
リチアは辛幸の魔法のことを国民だと勘違いし、駆け寄ると、辛幸の魔法はバクガミの化身だと名乗り、国を救うために悲しみを寄越せとリチアに話す。
そんな所にイチとゴクラクが現れるとゴクラクはバクガミに向かい、姉から離れろと叫ぶ。
身体が化け物となったゴクラクを見て動揺するリチアの隙につけ込み、辛幸の魔法は自身を抱きしめることで悲しみを消してやろうと話すのであった。
どうなる???
リチアの決断は?
辛幸の魔法からの要求に対し、嫌と突っぱねるリチア。
リチアは、胸に大事なものを失くしたような穴が空いているような心地がしており、それと同時にゴクラクが寂しい顔をするようになったという。
可哀想で助けてあげたかったが方法が分からず、誰に相談してもバクガミに悲しみを吸ってもらいなさいとのアドバイスばかりであった。
しかし、それをしてしまったら何もかも失くすような気がしており、この想いがせめてものゴクラクとの繋がりのため、悲しみをあげることはできないと話すリチアであった。
よく言った!さすがお姉ちゃん!
ついに決着!
リチアの決断を聞いて怒りを露わにする幸辛の魔法。
自身は神であり、頭を垂れろと叫ぶ辛幸の魔法に対し、この国に神はいらないとゴクラクは話すと、適合100%のパンチを辛幸の魔法の顔面に浴びせるのであった。
やっちまえーーー!!!
感想・考察
カガミ家の家族愛!
しっかり断れて偉いぞリチア!!
断る理由もしっかりしてて素晴らしい。
お姉ちゃんなんだもの!というシーンがめっちゃお姉ちゃんしてて、ゴクラクも嬉しいだろうな笑。
ゴクラクからしても、リチアが現状で唯一の心の支えだったと思うので、リチアがゴクラクのことをバクガミに吸い取ってもらっていたら、リチアも父のようにゴクラクを捨て、ゴクラクのメンタルがボロボロになっていたのかと考えると、ゴクラクはこれまで1人で頑張ってきたように見えて、リチアも一緒に頑張ってきたんだなと分かり、この家族愛に普通に泣きそうです笑。
ゴクラク渾身の一撃!
そしてついに出ました、適合100%パンチ!
これで完全にゲームセットですね。
ひとまず安心安心。
来週からはエピローグに入ると思うので、心を穏やかにして読めます笑。
国を救った救世主として、ゴクラクを神として崇めたてる展開ないかな?とか辛幸の魔法はイチのマジックサークル内でどうなるんだろう?とかイチが辛幸の魔法を使うタイミングあるのだろう?とか色々気になりますね笑。
辛幸の魔法関連については、反世界との契約みたいな感じで習得されたら世界からその魔法が消滅するみたいな感じの展開も有り得るので、それを最有力考察として挙げます笑。