あかね噺 第161話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第161話「勝っちまうんじゃ」内容まとめ
あかねの辿り着いた答えとは?
笑わせず、遊園地みたいな高座を目指すと意気込んだあかねの高座が幕を開ける。
演目である「吝い屋」を始めは怪談噺仕立てに展開したかと思えば次は一転コミカルに演じ、その次は食べ物噺を演じるという、目まぐるしい早さで様々なジャンルを展開していくあかね。
あかね噺 第161話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
求められているのは自分を押し通す力だと理解したあかねは、何も無いのに何でもあるという芸の力を原点に立ち返るのであった。
あかね噺 第161話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
そうきたか!
そんなあかねの結果は?
遊園地みたいな高座というのは色んな種類の楽しさで溢れ、目指すは落語花やしきであると語っていたあかね。
あかね噺 第161話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
そして、笑わせずに勝つという言葉通り、一笑いも取らずに芸で圧倒し高座を終えたあかねであった。
そんなあかねの高座を舞台袖で鑑賞していたひかるにからしがつっかかる。
あかね噺 第161話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ひかるはあかねの高座を聞いてどうだったか尋ねると、ガッカリだと答えるからし。
瑞雲大賞の決勝進出者が順位順で発表されると、1位からし、2位ひかるに対して、あかねは5位で決勝進出という結果となるのであった。
あかね噺 第161話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
まさかの5位?
感想・考察
あかねワールド炸裂!
吝い屋を怪談話風にしたのはなかなか考えたなと思った。
かと思えば次はコミカルにと、噺の中でも緩急をつけることでいい意味でお客を置いてけぼりにして笑いを取らずに走り切ったのもポイント高いかな。
でも逆に噺の中で温度差がありすぎて噺についていけないみたいな意見も出そうだから、そこが今の課題になってくるかな?
遊園地っていっても子供も大人も楽しめる必要があるからこれを極めるのもなかなか難しそうだな。
だがしかし?
予選は5位という結果に終わってしまったあかね。
あかね自身もガッカリだというような表情を浮かべていたが、まだ本気出してないし全然想定通りみたいな感じだったりするのかな?
本選は次の日だから今からどうこう出来る話ではないと思うので、そうであると信じたい笑。
笑わせずという一生師匠の課題はクリアできても台本通りという正明師匠の課題はまだクリア出来てないと思うので、そこが本選でどうなるか楽しみですね。
そしてあかねの高座を見たからしはガッカリだと言うが、まさかあかねが縛りプレイしているなんて思わんだろ笑。
からしが勝ってあかねの事を煽るが、縛りプレイをしていると知り、それであれ程までとは!みたいな展開あるかな?笑。
ひかるがからしに感想を聞いたのも、あかねが実力を隠してることに薄々気づいていてみたいな?笑。