この記事は「魔男のイチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第33話「一蓮托生」内容まとめ
イチVSゴクラク!
ゴクラクは、魔法に対して怒りに近い殺意を向けるが、それ以外の生き物にはなんの敵意も見せず、むしろ心の優しい男だと思っていたイチ。
そんなゴクラクが幸辛の魔法により、殺意剥き出しでイチに殴り掛かるので、イチはその殺意に反応し刃を向けてしまう。
しかし、イチとゴクラクの間をデスカラスが割って入り、互いの攻撃を防御したことで無傷で済んだ2人。
今のゴクラクは正気ではなく、ゴクラクの身体に付いている辛(かなしみ)の羽衣が10年溜め込んだ辛を体内へと流し込んでいくのであった。
改めて試練が始まる!
幸辛の魔法は改めて自身の習得条件を説明する。
習得条件は、
・挑戦者は10年溜めた辛を一身に受けること
・全て受け取らぬ内に挑戦者が死んだ場合、試練は失敗
・試練に成功した時に魔法を習得するのはイチ
とのことで、イチとゴクラクを鎖で繋ぎ、挑戦者は2人だと話す幸辛の魔法。
さらに、部外者が手を出すと強制失敗にするとデスカラスに釘を刺し、そんなデスカラスには バクガミが相手となる。
そして、もし試練に失敗した場合はバクガミの身体に出現した無数の噴射口から辛が国民に向かって吹き出すと幸辛の魔法は語るのであった。
2人で試練を乗り越えろ!
デスカラスを心配するイチだったが、ゴクラクが襲ってくる。
ゴクラクは辛に苦しみ、イチはその道連れにできるということで、2人に試練を受けさせたと語る幸辛の魔法。
イチの行動指針である、「死対死」は殺意を向けられた以上、こちらも殺意で返すのだが、ゴクラクを殺してはいけないということで混乱し、身体がうまく動かせなくなる。
そんなイチに向かい殴り掛かるゴクラクだったが、踏みとどまり、自身の顔面を殴る。
そしてイチに心臓、頭、背中の石以外ならどこを刺しても良く、あとは頼んだと言うと、イチの顔が晴れ、なんとかしようと話すのであった。
感想・考察
デスカラスすごい
イチとゴクラクの殺意の間に割って入るデスカラスが流石だなと思った。
度胸もそうだけど、ゴクラクの攻撃を魔法でガードしつつ、イチの攻撃はレイピアでガードしてるのが、普通の顔してやってるけど、相当な技術がいるだろ笑。
バクガミきもい
バクガミはバクガミで自立するのか笑。
このバクガミは幸辛の魔法が入ってた個体と一緒なのかな?
そして全身に目が付いたのがマジでキモすぎる。
こんなのを国民が見てもまだ信仰を続けるのだろうか?
地味に気になります笑。
ゴクラク最高!
殺してはいけないという、イチにとって今までにないハードな試練なため、心配になったが、それを汲み取り、一瞬自我に戻るゴクラクが最高すぎる。
とはいっても仲間を傷つけるのは勇気がいるし、なんとかなるのだろうか?
まあなんとかはなると思うが、ここから先どのように話は進んでいくのだろう?
ゴクラクが試練を耐えて魔法習得が最終形だと思うが、それまでにリチアとかも戦場に加わるみたいな展開もあるかな?