あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第155話「はぁ」内容まとめ
ちょう朝に致命的な欠点を聞かされるからし
遡ること3年前。
ちょう朝に呼び出されたからしは、なぜ円相師匠がからしをちょう朝の元へと送り込んだのかについて聞かれる。
黙り込むからしに、一度も勝負したことがないことが致命的な欠点だと話すちょう朝。
あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
そんなからしは日本一のピン芸人を決める賞レースの「Z-1グランプリ」に出場することにした。
世間では落語界からの刺客と言われているが、Z-1の起源は座布団に座って話芸を競うコンテストであったことからも、寧ろこっちが正統派であり、狙うは優勝と意気込むからしであった。
あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
アウェーな空気を感じる
からしを焚きつけるちょう朝
からしは腰が引けており、勝ち分を減らしてでも手堅くいくように、高座でもその場のニーズに応えて及第点を取りにいってると話すちょう朝。
あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ダメなのかと聞くからしだったが、ちょう朝はコツコツとではその先は望めないと話し、そのままではあかねにも勝てなくなると釘を刺すのであった。
あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ちょう朝の言葉で火がついたか?
Z-1グランプリの結果は?
ついにからしはZ-1の準々決勝まで辿り着く。
目的であった知名度アップは概ね良好であるが、注目を集めた上での惨敗は寧ろマイナスであると理解するからし。
からしは今までに父や円相師匠、ちょう朝に言われたことを思い出すと、「どいつもこいつも分かりきったことをしゃあしゃあと」と、大きなため息をつく。
あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
腰が引けているなら落語家なんて道は選ばず、勝ち筋を通すためのカードは揃えたと話すからしは、決勝に進出し、準優勝を果たした。
しかし、その高座は「これは落語なのか?」と物議を醸す内容であった。
あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
どんな高座を披露したんだ?
ライバル出場!
ひかるとの電話に戻り、Z-1グランプリで亜流の色がつき過ぎたため、色を消すにも濃くするにも正明師匠の評価は使えるため、出場することを決めたからし。
そして、可楽杯ぶりのあかね、ひかる、からしのライバル対決が再度幕を開ける。
あかね噺 第155話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
成長したライバル2人との対決が実現!
感想・考察
からしの成長!
先週はひかる、今週はからしにフォーカスを当てた回!
からしはまさかのお笑い賞レースに参加してびっくり笑。
しかも準優勝とは大したものですね。
落語界のお堅い人達はこの出場をどう思っているんだろう?
正明師匠の評価も気になるところではありますね。
あかね、ひかる、からしの三つ巴対決!
あかねとひかるの女の戦いではなく、からしも登場!
あかねが結構成長してたんで、他2人より一歩リードしたかな?とも思ったが、ひかるもからしもあかねに引けを取らないくらい成長し、実績も積んでいたので、ハイレベルな戦いが期待できそうです!
真打だって敵わないと言わせたひかるや物議を醸したからしの高座には要注目ですね!