魔男のイチ 第30話 (西修,宇佐崎しろ / 集英社)
この記事は「魔男のイチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第30話「告げる未来」内容まとめ
尋問を始めるデスカラス
「氷鮫(ウルワシ)」に乗り、バクガミに向けて罵詈雑言を浴びせながら逃げ回るイチとゴクラク。
そんな中、バクガミの中にいる本体は反世界魔法との脳内会話を楽しんでいた。
そこに「告解(ゴルゴンダ)」が急に現れると、本体を捕まえ、外へ出そうとする。
引っ張り出せないことが分かったデスカラスは、「輪切(リンデル)」でバクガミを真っ二つにし、本体を捉えることに成功する。
魔男のイチ 第30話 (西修,宇佐崎しろ / 集英社)
そんなデスカラスに対して、反世界魔法の匂いがすると話し、矢継ぎ早に質問する本体。
嫌な顔をしながらも、デスカラスによる尋問が始まる。
魔男のイチ 第30話 (西修,宇佐崎しろ / 集英社)
告解は便利な魔法だぜ
バクガミ様の中身は?
「告解」により、バクガミの中に居た本体は「幸辛(こうしん)」の魔法であり、吸い取った悲しみを何倍にもして返す能力だと話す。
魔男のイチ 第30話 (西修,宇佐崎しろ / 集英社)
実演ということで、信者の1人に辛(かなしみ)を返すと、気が触れ絶望し、自殺しようとする。
そんな自殺を間一髪の所で阻止したゴクラクはデスカラスに頼み、「沈静(ノックノック)」で安静にさせる。
魔男のイチ 第30話 (西修,宇佐崎しろ / 集英社)
ナイスゴクラク!優しすぎる!
習得条件は?
10年間溜め込んだ悲しみを祭りの日に一斉に話すと語る幸辛の魔法。
すると、阿鼻叫喚、自暴自棄、訳も分からず泣きながら自分や目の前の人を殺そうとする、人間どもによる共食いパレードが始まってしまう。
魔男のイチ 第30話 (西修,宇佐崎しろ / 集英社)
その前に幸辛の魔法を狩るべく、習得条件を聞くデスカラス。
幸辛の魔法の習得条件は「10年溜め込んだ悲しみの全てを1人が受け止める」という内容だった。
魔男のイチ 第30話 (西修,宇佐崎しろ / 集英社)
そして、その試練を受ける挑戦者は幸辛の魔法自らが選ぶことができ、今回の試練の挑戦者にリチアを選んだ幸辛の魔法であった。
この量の悲しみをリチアは耐えれるのか?
感想・考察
知っていたがバクガミ本体がキモすぎる
反世界魔法信者なのは周知の事実だったと思うが、何日も前に接触したデスカラスから、反世界魔法の残り香を嗅ぎ当てるのが流石にキショすぎる笑。
そして、その前の脳内会話も地味にキショい笑。
そんな本体が幸眠の魔法ではなく、幸辛の魔法だと判明!
どの漫画でも精神系の能力は強い部類に入るよね。
幸辛の魔法を習得することはできるのか?
習得条件が反人類魔法すぎる。
悲しみを受ける人を指定できるのも地味にえぐい。
そして指名されてしまったリチア。
魔女ならともかく、一般人が国民全員の10年分の悲しみを受けてまともで居られるはずもないので、ゴクラクはどう出るのだろうか?
俺が受けるって言いそうだけど、幸辛の魔法はそれを良しとする訳ないだろうし、リチアが受けるしかないのか?
どうにかして幸辛の魔法を習得でき、母の命日にリチアが母のことを想い、涙してハッピーエンドという結末が見えるので、リチアは死なずに頑張って欲しい!