あかね噺 第153話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
この記事は「あかね噺」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第153話「損なう」内容まとめ
再度稽古をお願いするあかね
台詞、時間、客席の反応まで全て決めごと通りに進む、作品派の大看板「椿屋正明」。
そんな正明の高座が終わり、あかねは正明に話しかけようとするが、高座後の3分はクールダウンが私の決めごとであると言われる。
3分が経ち、稽古を断った理由が分かったかと聞かれるあかね。
そんな正明にあかねは、「即興」の自分に対して「台本」の師匠は対極な芸風のため、持ち味を殺し合い、損なうからだと回答する。
あかね噺 第153話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
その回答は正解であり、お互い時間のムダだと突っぱねる正明。
それでも引かないあかねは作品派でもやれると思わせることが出来たら稽古をつけてくれるかとお願いする。
あかね噺 第153話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
「自由」という持ち味を失うかもしれないと釘を刺す正明に、あかねは自分のやり方に固執することこそ「自由」でないと話すと、「容赦はしない」と稽古をつけてくれることになった。
あかね噺 第153話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
どんな試練がまっているのだろう
進むべき道が決まったあかね
正明師匠は落語連盟のお目付け役であり、堅物中の堅物なため、普通にムリだと話す泰そん。
それに、意味は分からないが、あかねには「ケン」がないと言っていたと話す。
あかね噺 第153話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
その「ケン」の意味を考えるあかねだったが、泰そんに、出番の日以外くるのも無しでと言われてしまう。
正明師匠ももう出ず、寄席とか審査で忙しい人であると話する泰そん。
そこで、「瑞雲大賞」という今年新しくできた二ツ目向けの賞レースの審査員を正明が務めることを知ったあかねは、すぐさまエントリーすると「後は走るだけ」と改めて決意するのであった。
あかね噺 第153話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
優勝することができるのか?
ライバル登場!!
そんな「瑞雲大賞」の事務局では、立ち上げのイベントなのでどうなるかと思ったが、エントリー数が多く、ホッとしていた。
その頃、芸能事務所では落語の修行に時間を割くため、仕事をセーブするとマネージャーに話すひかる。
今年初開催の賞レースで出るメリットを聞かれると、阿良川あかねが出るから出ない理由が無いと話すひかるだった。
あかね噺 第153話 (末永裕樹、馬上鷹将 / 集英社)
ここでひかるがキター!
感想・考察
稽古をつけてもらえることになって流石あかね!
持ち前の粘り強さで稽古を勝ち取ったあかね。
この説得?の仕方がすごくあかねらしくて良かった笑。
持ち味を殺すかもしれないという結構ギャンブルじみた賭けにも動じず、絶対に志ぐま師匠の「死神」をモノにしてやるという意思が垣間見えたので、是非とも頑張ってもらいたい。
瑞雲大賞ではどんな落語を披露するのか?
瑞雲大賞では「作品派」な噺に挑戦するのだろうか?
瑞雲大賞以前に正明師匠からの稽古があるとは思えないので、「作品派」の基礎的な部分は誰かから学ぶのかな?
早くもライバル対決実現!
あかねVSひかるのライバル対決が瑞雲大賞で早くも実現!
ひかるも腕を上げてると思うので、どれだけパワーアップしてるか楽しみですね。
瑞雲大賞はこの2人の対決がメインになるのだろうか?
からしは出ないのかな?
ダークホースで誰か出てきてもなかなか面白そうですね。