SAKAMOTO DAYS 第205話 (鈴木祐斗 / 集英社)
この記事は「SAKAMOTO DAYS」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第205話「3発の革命」内容まとめ
殺連と政府の関係は?
かつて日本にはいくつかの殺し屋機関があった。
しかし、なぜ現在は殺連が大きな力を持つようになったかというと、裏で政府と殺連が癒着しているからである。
政府は邪魔者を処理する手段として殺連を利用しており、見返りとして殺連は莫大な支援金と権限を受け取っており、いつしか殺連は国家公認の合法的な暗殺機関へ成長していった。
しかし、殺しには依存性があるため、政府そのものが殺連に依存しすぎてパワーバランスが変わってしまったと語るスラー。
殺連を乗っ取れば実質政府の実権を握れるということである。
SAKAMOTO DAYS 第205話 (鈴木祐斗 / 集英社)
そんな背景があったとは!
スラーによる生中継が始まる!
そしてスラーは日本国民の前で生中継を始める。
始めにスラーは日本には殺し屋が存在すると話すスラー。
そんな中継をなんとか辞めさせようとするテレビ局やサイバー防衛隊だが電波がジャックされ、制御ができない状態。
首相官邸でも省庁や自治体から問い合わせが来ていると総理に報告に行くが、総理の姿はそこには見られなかった。
SAKAMOTO DAYS 第205話 (鈴木祐斗 / 集英社)
殺し屋がいるなんて言っていいのか?
スラーが話したのは?
続けてスラーは、殺し屋は裏社会で秩序を保ってきたが、あなた達国民が本当に守られるべき存在なのか分からなくなってきたと話す。
そして、人間の本性は暴力であり、人は人生で平均3回本気で人を殺したいと思うらしいと話すと、全国民1人ずつに銃と3発の弾丸を配布し、その3発はどう使っても罪には問われないと発表した。
そんなことできないだろという国民の前に、スラーはある人物を紹介する。
その人物とは日本国総理大臣であり、総理はスラーの言葉が真実として認めると話した。
SAKAMOTO DAYS 第205話 (鈴木祐斗 / 集英社)
とんでもない発表だ!
スラーの目的は?
中継はYouTubeでも生放送しており、スラーはそのコメントにいくつか答える。
大量の銃の配布に関しては、マイナンバーカードを持って指定日に受け取りに行く、テロに関係ない市民を巻き込まないでというコメントに関してはこの国に生きている時点で間接的に加担しているなど。
そして、もうすぐこの国の既成概念は崩壊するが、もしその中で優しさを基盤とした社会が形成されれば(そこにはリオンの思い描いた世界が待っている)と話すスラーであった。
そしてその中継を聞かされていたサカモト達はこれがスラーの本当の目的と認識するのであった。
SAKAMOTO DAYS 第205話 (鈴木祐斗 / 集英社)
国に混乱間違いなし!
感想・考察
スラーと手を組んだ殺連!
国家を乗っ取るくらいの権力があるとか殺連ヤバすぎる笑。
そんな権力があったにも関わらず国民を巻き込むことはしなかった麻樹会長が善人に見えてきた笑。
スラーと手を組むことにした殺連だが、殺連側のメリットってなんだろう?
政府と癒着しているのであれば今まで通りでなにも問題がないとは思うが。
やっぱりスラー一派が脅威だと感じて手を組むフリして後ろから刺すのが目的なのだろうか?
この国はどうなるのか?
総理が居なくなったのを見て、総理海外に逃げたなと思ったらまさかの中継で登場笑。
流石に総理がでてきたら信じざる負えんよな。
こんな激ヤバな国家になってしまって、サカモト達はどう戦うのか?
殺し屋が国民の殺し合いを止めるという展開になるのかな?
いずれにしても一度歯車が狂ってしまったら元に戻らんやろうから、国民全員が善人であることに賭けるしかない笑。