エンバーズ 第6話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
この記事は「エンバーズ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第6話 「もう一回」内容まとめ
大チャンス到来!
灰谷が伊奈鳴からボールを奪い、ボールは鷹見の元へと運ばれる。
伊奈鳴が不在なことでボールが繋がるようになった1年生チーム。
伊奈鳴が戻ってくるまでの猶予は約3秒、チャンスは一度きり。鷹見がシュートを放つ。
エンバーズ 第6話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
これは決まったか?
確実性を取るあまり、、、
鷹見はいつからか、期待されている自分と本当の自分には埋めがたい距離があると感じるようになっていた。
周りからの期待が強すぎたため、シュートを決めないといけないという責任感に囚われており、今回のシュートも途中で辞め、もっと確実なコースにぶち込む選択をし、シュートを放った。
しかし、鷹見の放ったシュートは蹴るまでに時間をかけすぎたために、亀貝にブロックされてしまった。
エンバーズ 第6話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
これは心折れちゃう
しかし諦めない灰谷
すぐさまボールの回収に向かい、再度シュートを放とうとする鷹見だったが、伊奈鳴が戻ってきてしまう。
まだやれると意気込んでいる鷹見に対し、「それは無理なことは君が一番知ってるだろ?」と鷹見の心を折る伊奈鳴。
崩れ落ちる鷹見、ボールの回収に向かう伊奈鳴だったが、そこには灰谷の姿もあり、灰谷はヘディングでボールが伊奈鳴に渡るのを防いだ。
エンバーズ 第6話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
灰谷やるやん!
鷹見の支えになれるか?
作戦会議の際、次こそ必ず決めると深刻に話す鷹見に対し、外しても構わんとお気楽な灰谷。
シュートのチャンスは簡単に来ないと話す鷹見だったが、それをつくるのが俺の仕事だから余計なことは考えずに入るまで蹴ればいいと口を挟む灰谷。
伊奈鳴にボールが渡るのを防いだ灰谷から「鷹見もう1回だ」と言われたことで立ち上がり、ボールに向かって走る鷹見だった。
エンバーズ 第6話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
ボールは亀貝と鷹見の真ん中へ。
自分の方が体格がいいため、落下点に先に入られても競り合えば押し出せると考えた亀貝だったが、鷹見はまさかのオーバーヘッドシュート。
鷹見が放ったシュートは見事にゴールネットを揺らし、念願の1点を獲得することができた。
エンバーズ 第6話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
決まったーーー!
感想・考察
勝負の世界は甘くない
亀貝は正直モブに近いようなキャラかなとは思っていたが、鷹見のシュートを防ぐなどしっかりAチームしてて、軽視していたことをここでお詫び申し上げます笑。
やはり鷹見は鷹見なりに得点王という称号に対してのプレッシャーみたいなものを感じており、それが原因でイップス的になってしまったのではないか。
それを握手の際に見抜いた伊奈鳴は鷹見の心を折る瞬間を待ち遠しにしていたと考えると恐ろしい。
仲間だと頼もしいけど敵には回したくないタイプだ笑。
というか仮にもこれから一緒に頑張っていく仲間のはずなのに、鷹見に対してメンタル折って、なんならサッカー引退まで追い込むなよ笑。
まあ強豪校だしそのくらいしないと生き残っていけないか。伊奈鳴は悪くないわ笑。
お互いを信用しているアツい関係
そんな伊奈鳴に心を折られた鷹見に灰谷がもう1回だとボールを繋げるシーンは結構激アツだった。
普段は犬猿の仲だが、プレーではお互いがお互いのことを信頼しているのが最高に痺れた。
喧嘩するほど仲がいいってやつか笑。
ボールを奪った灰谷もほぼ初心者なのにそこら辺のモブに比べたら全然動けるし、鷹見も高校生でオーバーヘッドして流石だなと思いました笑。
サッカーあまり詳しくないから分からないんだけど高校生でオーバーヘッドって結構みんなするもん??笑