SAKAMOTO DAYS 第202話 (鈴木祐斗 / 集英社)
この記事は「SAKAMOTO DAYS」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第202話「ラストチャンス」内容まとめ
爆弾を見つけられるのか?
サカモトの後を追うシン。
安藤の話によると爆弾は船中に仕掛けられているらしい。
船中の爆弾を探している暇はないと判断すしたサカモトであったが、突然船が揺れ始める。
その原因は操縦室でイカリが安藤を救うため、全速力で本土に引き返すと暴走していることによるものだった。
このままでは港に突っ込むと慌てるシンだったが、サカモトは操縦室にいるイカリの首を折り操縦員に操縦を促す。
しかし、操舵システムがイカリにより壊され、進路変更もエンジン停止も出来ない状態になっていた。
SAKAMOTO DAYS 第202話 (鈴木祐斗 / 集英社)
マジでイカリは何してるんだ
船の暴走を止められるか?
船は河岸を突っ切り、前方に橋がある絶対絶命の状態。
そこに船を止めるよう指示する警察のヘリコプター。
閃いたとサカモトは話すと錨をヘリコプターに投げ、墜落させるとヘリコプターのプロペラを使い、船を止めることに成功した。
SAKAMOTO DAYS 第202話 (鈴木祐斗 / 集英社)
ゴリ押しで何とかなったぜ
シンの決断は?
意識が遠のいていく安藤だったが、船は無事に着岸し、機内放送で乗客に直ちに降りるよう促すシン。
大方の避難が完了すると、シンは安藤と話す最後のチャンスだと感じ、安藤の元へ向かおうとするとエスパーで子供の声をキャッチする。
安藤のことを思うシンであったが、子供の救助を優先するシン。
SAKAMOTO DAYS 第202話 (鈴木祐斗 / 集英社)
シンの姿を確認するまでは死なないと決め、堪えていた安藤。
そんな安藤の目に映ったのは子供をおんぶし、船を降りるシン。
シンが振り返ると安藤と目が合う。「生きろよ」と呟く安藤の思いはエスパーでシンにも届き、安藤の死と共に船が爆破するのであった。
SAKAMOTO DAYS 第202話 (鈴木祐斗 / 集英社)
子供には辛い現実だ
感想・考察
お互いの親子愛を感じた
なんとも悲しい安藤の最後。
シンも最後に安藤とサシで話したかっただろうに。
安藤がシンが降りるのを確認してから死ぬという親としての決意が最高にカッコよかった。
そしてシンに「生きろ」と伝え死んでいく最期も良い。
安藤とシンの物理的な距離はそこそこ遠かったにも関わらず、シンがエスパーで感じ取れたのが、ずっと安藤の声にアンテナを張っていたんだなということが分かり、とてもエモい気持ちになりました。
サカモトは良くやった!
にしても余計なことしかしないイカリ笑。
最後はあっさりサカモトに殺され、息の根ごと止められたのが必然としかいいようがない笑。
なんとか無事に乗客を1人も殺すことなく任務を達成したサカモト。
ここからシンはサカモトに憧れて殺し屋を目指すのかな?過去編がもう少し続くのか?
ダイジェスト的に描かれて現在に戻るのか?
いずれにしても来週も目が離せませんな。