エンバーズ 第3話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
この記事は「エンバーズ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第3話 「蛇と鷹ともう一匹」内容まとめ
灰谷が出会ったのは
中学以来久しぶりに会合を果たす灰谷と鷹見。
お互いが揚げ足をとり、口論をしていると、そこに伝え忘れがあったと雪月が現れる。
そして鷹見の口から雪月に対して「監督」との一言。
そう、雪月静己は世にも珍しい現役JK監督だったのだ。
エンバーズ 第3話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
雪月の伝え忘れとは「Aチーム選考会」に出てみない?とのことだった。
サッカー部は実力で A~Cのチームに分けられており、1年は普通BかCだが有望な灰谷には飛び級のチャンスをあげるということで白羽の矢が立ったのであった。
有望という言葉に満更でもない灰谷だったが、鷹見も出るということに驚く。
鷹見の目標は最低でも全国優勝であり、2軍でチンタラするつもりは無いと言う。
対抗心を持った灰谷は鷹見に対し、世界制覇を目標に宣戦布告する。
エンバーズ 第3話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
鷹見の野望は高いね
始まる選考会!
選考会当日。集まった1年生は合計6名。
やることは簡単で15分前後半のミニゲームを行うという。
ミニゲーム中の動きは幾つかの項目で採点を行い、上位3名が昇格するとのことだった。
そして対戦相手は現Bチームの昇格候補達であった。
その中には現Aチームの武鎧主将と丸坊主が特徴の亀貝が含まれており、この2人も上位に入らなければAチームから降格ということで実質1人しか昇格出来ないような内容になっていた。
説明も終わり選考会を始めるとなった時に「僕も入れてよ」と長身、細目が特徴の伊奈鳴が声を発する。
いまさらぶち込めないと反論する亀貝に、Bチームの人に譲ってくれとお願いする伊奈鳴。
「お前の気まぐれのために昇格のチャンスを捨てろとでも」と反論されるも「うん」の一言。
更に3年の先輩に向かっていまさらAチームに入っても何も出来ないと嫌味を言う伊奈鳴。
痺れを切らした武鎧は俺が代わってやるとギブスを渡す。
そして「くだらん駄々に付き合うのはこれきり」と伊奈鳴に対して釘を刺す武鎧であった。
エンバーズ 第3話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
実力がある嫌なヤツ
伊奈鳴による品定めが始まる
「改めて2年Aチームの伊奈鳴です」と自己紹介を行うが、灰谷は武鎧との勝負を邪魔されて不満の様子。
伊奈鳴は1年生と握手をしていくが、握手をした1年は蛇にでも睨まれたかのように怯んでしまう。
伊奈鳴は見て触れた相手の状態や実力を探りとることができ、今年の1年を品定めしていた。
鷹見と握手をすると伊奈鳴は鷹見の強さを認めた様子だか、同時に残念だなと零す伊奈鳴に「何がです」と返すと「すっとぼけちゃって。君が1番きづいてるんだろ」と囁く伊奈鳴であった。
エンバーズ 第3話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
そして、ラストの握手を灰谷と行う伊奈鳴。
伊奈鳴が手を出すと灰谷はチョキの形で返す。
品定めに気づいた?と勘ぐる伊奈鳴だったが、灰谷は「なーんつって」と言い伊奈鳴の手を掴む。
そこで伊奈鳴が感じたのは今にも飛びかかってきそうな狼の残像。
それを感じて「ワクワクしちゃう」と言う伊奈鳴であった。
エンバーズ 第3話(車裂圭、西井聡太郎 / 集英社)
勝てるのか灰谷?
感想
まさかの監督!
JK監督という黒バス要素も入れてきたか笑。
完全にマネージャーだと思っていたからそこにはびっくりはしたが。
驚きよりも黒バスやん!っていう思いの方が上回った笑。
Aチームに入れるか?
そしていきなりAチームになれるチャンス到来!
選考会にAチームも入れることでAチームもうかうかしてられないというプレッシャーがあっていいシステムだなと思った。
現実の強豪校とかもこんなようなシステムになってるのだろうか?
全国目指すならこのシステムは是非取り入れるべきだなと特に監督をしている訳では無いが思った笑笑。
選考会に出ることはBチームにとってはメリットしかないがAチームにとってはデメリットしか無いと思うので、亀貝が 伊奈鳴との交代を断ったのは何か理由があるのだろうか?
Aチームに残れたら次の試合はレギュラー確定とか??
次週いよいよ試合開始!灰谷と鷹見以外の1年は果たしてモブなのだろうか?
名前は出てきているが伊奈鳴には刺さらなかったため、活躍が描かれるのかあやしい笑