SAKAMOTO DAYS 第201話 (鈴木祐斗 / 集英社)
この記事は「SAKAMOTO DAYS」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第201話「遅せぇよ」内容まとめ
すれ違う思い
シンに銃口を向ける安藤の元へサカモトはイカリを蹴落とす事に成功する。
跪く安藤に今度はシンが銃口を向ける。
自分のことを殺そうとした安藤に対し、「こんなクズに人並みの愛情を期待した俺がバカだった」と言い放つシン。
今、安藤を殺すと爆弾が作動すると宥めるサカモト。
安藤も「乗客も殺す気か」と問い、「朝倉がどう思うかね」育ての親であるLABO所長の名前を出すとシンは「おっさんの名前を出すんじゃねぇ」と銃を持つ手に力が入る。
SAKAMOTO DAYS 第201話 (鈴木祐斗 / 集英社)
シンは打つのか?
素直になれない安藤は?
そこに突如イカリが「やめろ!」と叫んだ為にシンは驚き、引き金を引いてしまった。
胸を撃たれ倒れる安藤。
それを見て狂ったイカリは「ぶち殺してやる」とシンに向かっていく。
倒れながら「あんなガキ見殺しにすりゃよかった」と後悔する安藤だったが、気づくと安藤はイカリの攻撃からシンを庇っていた。
SAKAMOTO DAYS 第201話 (鈴木祐斗 / 集英社)
「なんでぇ?」と驚くイカリにサカモトからの鉄槌が下る。
「なんで俺を助けた」と尋ねるシンに「またヤキが回った」と答える安藤。
そして殺しに向いていない下手くそな銃だったため、「逃がして正解だった」と話すとシンの肩に手を当て、「大きくなったなぁ」と思い倒れる安藤。
超能力でその思考を読んだシンは「なんで言葉で言わねーんだよ。もう遅せぇよ、くそおやじ」とその場に泣き崩れる。
SAKAMOTO DAYS 第201話 (鈴木祐斗 / 集英社)
不器用な父親だな
爆弾の解除に急げ!
その様子を見ていたサカモトは「そいつはまだ生きている」と言うと、爆弾の解除に1人で向かう。
「俺も一緒に」というシンだったが、「父親と過ごす最後の時間」ということでシンにここに残るように言うサカモト。
サカモトを心配するシンに「詳しい位置を教えてやる。
お前が戻ってくるまで生きててやるから」と言いシンを向かわせる安藤であった。
SAKAMOTO DAYS 第201話 (鈴木祐斗 / 集英社)
本当に大丈夫か?
感想・まとめ
戦犯のイカリ
イカリが典型的な三下すぎて笑う笑。
大声出したからシンもビックリして引き金を引いた訳だし、トドメもイカリが刺していて実質殺したのイカリだろ笑笑。
ちゃんと父親だった安藤
安藤も、シンのせいでこんな目に逢ったとは思っているが、腐っても自分の息子なため、捨てきれない部分があり、2つの感情でずっと揺れ動いていたのかと思うと切ない部分もある。
シンに撃たれて死期が近づいてくるのを感じるとやっぱり可愛いなと自分の感情に素直になって「大きくなったなぁ」と思ったのだろう。
その思考を読み取ったシンが崩れ落ちるところで危うくサカモトデイズで泣きそうになった笑。
安藤も自分の息子に撃たれ、自分の息子を庇って死ねたら、こんな死に方に後悔しないだろうと思った。
俺も死ぬなら自分の子供を庇って死ぬ。
そんなカッコイイ親父になりたいと気付かされた回であった。
安藤は助かるか?
そして最後はシンの気持ちも汲み取ってサカモトと一緒に行くようにした安藤。
戻ってくるまで生きててやると言っていたがどうだろうか?
単に自分の最期をシンに見せたくなく、遠ざけただけかもしれない。
いずれにしろイカリは近くに居るので会話などをするのだろうか?
イカリ鬱陶しいし、親子の間に水を差して黙っとけと思いつつ死ぬのだろうか?笑笑