この記事は「魔男のイチ」のジャンプ最新刊のネタバレを含みます。
第21話「生き方」内容まとめ
イチへの予言に対してマンチネルは?
時はイチに予言を伝える前に少し遡る。
予言の魔女であるジキシローネはマンチネル魔女協会協会長であるマネーゴールドと追求の魔女であるシラベドンナ、デスカラスの3人に向けてイチが反世界の魔法を習得すると死ぬと追加の予言を伝える。
1人犠牲になるだけで世界が救われるとウキウキで話すジキシローネに対し、台パンで怒りを露わにするマネーゴールド。
この予言はここに居る4人以外には口外法度とするが、イチ本人には伝えるようにデスカラスに話すマネーゴールドだった。
こんな予言だったらそりゃ怒るよね
デスカラスとトゲアイスの関係は?
そしてイチに予言を伝えた次の日。
1人バーで酒を飲むデスカラス。
そこに、いつもよりだいぶ飲んでおり、潰れた貴方を医療班まで運ぶのは御免だと言って現れたトゲアイス。
酒は酔うために飲むものであり、酔わないとやってられないと話す2人。
トゲアイスは習得した菌茸の魔法が精神世界であるマジックサークルの中で好き放題する様子に悩んでいる様子であった。
キノコはトゲアイスが習得したため、勝負はお前の勝ちだと言うデスカラスに、反世界の魔法と戦うイチの姿を見せられて自分の意見を通すほど浅慮ではないと話すトゲアイス。
そしてイチが近くにいることでデスカラスが「リブロ」を思い出しそうになり、心配だと話した。
リブロまた私の魔法の本を読んでいるのか。お前が呼んでも意味ねぇって返せバカ弟。と話す昔のデスカラス。
そしてリブロの顔は注がれたワインに消えていった。
誰よりも貴方が反世界を止めたいのは分かるが、貴方は優しくて良い子だから、イチの傍にいるが辛いのであればいつでも代わると言い、その場を後にするトゲアイス。
その言葉を聞いてデスカラスも覚悟を決めたようで、注いだワインを飲むデスカラス。
なんだか悲しい過去がありそうだ
そしてデスカラスの決断は?
自室に戻ったデスカラスはイチを呼びつけ、昨日話した予言では死ぬことになるがそれでいいのかとイチに尋ねるデスカラス。
構わないが、死にたくはないと話すイチ。
そしてどうもオレには未来の話がピンと来ず、狩って今を生きる生き方しか知らないと続けて語るイチに対して、家族になろうと提案するデスカラスだった。
まさかの提案!?
感想・考察
2人の関係は思っていたより深かった
個人的にトゲアイスがイチの事を認めた上で勝負も引き分け的な着地にもっていった所が、ルールガチガチ人間ではなく、ちゃんと人間性的な所も持ち合わせており、より好きになった。
そしてデスカラスとトゲアイスはただの犬猿の仲かと思いきや、お互いデスちゃん、トゲちゃんと呼び合う幼なじみ的なバックグラウンドがあることが判明したのも良かった。
そしてデスカラスにはリブロという弟がおり、既に亡くなっているという表現を血と飲んでいるワインを融合させた形で表したのはすごく痺れた。
イチのことも認めてそう!
さらにデスカラスが初めて?イチのことを名前で呼び、さらに家族になろうという提案。
イチのことを名前で読んだシーンは激アツやんって思って次のページをめくるとまさかの家族になろうはびっくりして思考がついて来れなかった笑。
クソガキとかお前とか言いながら、実はイチのことを人一倍気にかけていたと思うとなんだか泣けてくる。
来週イチはどのような返事をするのだろうか?
そしてデスカラスの過去や家族になろうの真意が語られるのか?
自分が思っていた展開とは違い、来週も楽しみです!